KIT公開シンポジウム
「教育の情報化・学校の情報化」

 国の施策として, e-Japanが推進されてきており, その中で,学校教育の情報化も取り上げられています. また,米国でのDistance Learningなどの進展に伴い, 日本においても,e-Learningが進展しようとしています.

 このような社会的状況の中で, 外部の講師をお招きして, 先進的な事例をご講演頂くとともに, 京都工芸繊維大学(KIT)が目指す情報化の方向性について, 紹介させていただきます.

日時
平成14年12月4日(水) 13:30-17:00 (13:00開場)
場所
京都工芸繊維大学センターホール
(JR京都駅より地下鉄国際会館行きに乗車, 松ヶ崎駅下車[乗車時間約16分],徒歩約10分)
(アクセスの詳細は, http://www.kit.ac.jp/ja/map/index.html をご覧ください.)
対象
学校教育関係者
参加費
無料
参加申込
事前申込不要
プログラム
13:30-13:45 開式のことば 京都工芸繊維大学における情報化の目指す方向 京都工芸繊維大学情報処理センター長
柴山潔
13:45-14:30 講演 京都工芸繊維大学における情報化の現在の取り組み 電子情報工学科 藤田和弘
14:40-15:40 講演 米国におけるLearning Management System
―e-EducationのためのBlackboard―
Blackboard Matt Baker氏,
井上博樹氏
15:40-16:40 講演 工業高校における学校の情報化・教育の情報化の実践事例 滋賀県立八幡工業高等学校
三木忠行氏,小川博氏
16:40-17:00 閉会のことば 京都工芸繊維大学における今後の展開 京都工芸繊維大学副学長
平山鋭
問い合わせ先
京都工芸繊維大学企画広報室 Email: ab7016a@adm.kit.ac.jp , Tel(075)724-7016, Fax(075)724-7010
京都工芸繊維大学工芸学部電子情報工学科 藤田和弘 Email: fujita@dj.kit.ac.jp

ご紹介

Blackboard
Blackboard社は, 「インターネットを教育・学習のパワフルな場にする.」 ("To transform the Internet into a powerful environment for teaching and learning.") というビジョンのもと,1997年に設立されました. 現在,Blackboardのe-Educationソフトウェアのアクティブな利用者は, サイト数2,700以上,140ヶ国以上,1,000万人以上になります. また,アメリカの高等教育機関で42%のマーケットシェアを獲得し, 殆んどのアイビーリーグ,スタンフォード,ノースウェスタン大学などで, 導入されています. ホームページは, http://www.blackboard.com/ . 今回,International Sales consultantのMatt Baker氏, Japan Regional Directorの井上博樹氏に, 米国でのLearning Management Systemの現状と, Blackboardにより提供されるe-Educationインフラについて, ご講演いただきます.
滋賀県立八幡工業高等学校
所在地は滋賀県近江八幡市. 平成10,11,12年度文部省光ファイバー網による 学校ネットワーク活用方法研究開発事業指定校. 文部科学省インターネット活用教育実践コンクールにおいて, 経済産業大臣賞を 「インターネット遠隔地ロボットコンテスト(ネットロボコン)の実践について」 にて授賞. また,情報管理課を設置し,IT技術の教育実践を継続的に学校全体として実施. 平成13年度には,情報セキュリティポリシーを策定. 最近は,「インターネットを利用したインターンシップ」などの 新しいテーマに取り組まれています. ホームページは, http://www.hachiman-th.ed.jp/ . ご講演では,学校長の三木先生に, 学校全体としての継続的な学校の情報化・教育の情報化についてお話いただき, 小川先生には,前情報管理課主任として, ご経験などについてお話いただきます.