平成19年11月23日
関係各位
AACU幹事
藤田和弘,小川博
MS Visual Studio 2008 RTMリリースの候
今年の夏はどこにも子供を連れて行ってやれなかった幹事(O)。 せめてもと、夏の暑さだけがまだまだ続く9月末の休日、 大阪弁天町の交通博物館に行きました。 交通博物館といいながらほとんどが鉄道博物館大阪版という内容でしたが、 神田(秋葉原?)の鉄道博物館よりは充実しているのではないかいと感じました。
さて、本家の鉄道博物館は数年前から引越しのために閉館していたのですが、 この度、大宮に新装開館されたようで、 鉄道関係諸誌の先月号あたり、特集記事として大きく扱われています。 実車両の展示は以前より充実しているようですし、 屋外にミニ電車(といっても軌間は同じで長さだけが短縮されたような通勤電車) の運転コースが設けられたようです。今月号になると大宮鉄道博物館関連の記事も一歩深めたものとなってきました。 特筆すべき設備として、「D51形式蒸気機関車シミュレータ」が設置されたようです。 トレインシミュレータとしては、「電車でGO!」はあまりにも有名ですね。 重量に比べて相当の余裕を持った機関と制動装置を備えた自動車の運転に比べ、 種々の条件を考慮しなければならない電車の運行にブームが発生しました。
一方、蒸気機関車はなんといってもその走る姿の凛々しさに誰もが憧れるものです。 しかし、操縦方法はあまり知られていません。 幹事(O)もチラッと目にしたことはありますが、 単に蒸気をシリンダーに押し込むだけではだめなようです。 自動車のクラッチや変速ギアに相当するような部位の操作が必要で、 当然ながら十分な蒸気をつくためには釜焚きも重要です。 夏の峠ともなれば大変だったでしょうね。 話題のシミュレータはハードウェアとしてはコックピットはリアルそのもの、 機関士席と機関助手席それぞれ専用の前方スクリーンがあり、 投炭技能も評価されるようです。
ところで、 このシミュレータの開発を手がけるのが(株)音楽館。 もともとは社名のとおり、音楽関係、 1985年プロ用録音スタジオ向け録音機材のレンタルからスタートしたようです。 1993年に映像と音楽を融合させた CD-ROMソフト「Touch the Music by Casiopea」を制作し、 この制作技術を元に、 1995年8月に実写映像を使った鉄道運転シミュレーションゲーム 「Train Simulator」を制作。 以来トレインシミュレータ分野では実績があるようです。 社長は向谷実氏、 デビューから約30年今だ現役のフュージョンバンド「カシオペア」の キーボディストです。 著名なミュージシャンの意外な一面をはじめて知りました。
さて,前置きが長くなりましたが、 第42回目の学習会を下記のとおり開催することになりました。 皆様方のご参加をお待ちしています。