平成15年12月2日

関係各位

AACU幹事

藤田和弘、小川博


第32回AACU 学習会のご案内


 地上ディジタルTV放送開始の候

 前回に引き続いてもう少し大空のヒーローについてお付き合 いください。

 WWIIの頃、迎撃を除いて、戦闘機は3機からなる小隊で行動する のが基本でした。編隊飛行練習では、左右の機は中心のリーダ ー機に対して上下同高度、前後零メートル、翼端間隔1mで飛行 することが求められました。このようにリーダー機に追従して 3機が1機のようになって編隊飛行することを通して、まさに 技能を体で修得して行ったようです。

 幹事(O)は約10年ほど前「山スキー」をやっていました。 そのゲレンデトレーニングとして、リーダーのスキー板後端 から自分の板先端を30cm以内の間隔に保つようにして,リーダ ーの滑りをトレースしました。これによってリーダのコースや リズムの取り方など、きめ細かなスキー制御を体得しました。

 言語によって説明される理屈、つまり理論・技術と、体で覚 えた技能によって目的が実現される。技術と技能の両輪のバラ ンスがとれてこその成果!

 零戦を駆って大活躍したエースとして坂井三郎氏(2000年9月 没)は有名です。昭和13年から20年まで200回以上の出撃を重 ね64機を撃墜された氏は、いくつかの著作も残されています。 「紅の豚」でも披露される「左捻り込み」(1回の垂直回転で 後ろに付かれた敵機の後ろに付き返す)という技があります。 しかし,1機の列機つまり部下も失わなかった氏によれば、 「空中戦で勝利を得る鉄則の第1条件は、敵に先んじて敵を発見 する見張り能力にあり」とのこと!うーむ・・・。

 さて、開催日近くのご案内となりましたが、 下記の予定で第32回AACU学習会を開くことになりました。 今まで参加いただいた方はもとより、新規に参加される方もお待ちしています。


第32回学習会

日時
12月20日(土)14:00〜 京都工芸繊維大学
[集合場所:7号館201号室]
レポート
  1. コンピュータ法工学ソフトウェアEnCaseについて(Technical:藤田@京都工芸繊維大学)

問い合わせ先
大学・企業関係者 藤田和弘
京都工芸繊維大学,工芸学部電子情報工学科,fujita@dj.kit.ac.jp
(京都市左京区松ヶ崎御所海道町,TEL075-724-7497,FAX724-7400)
高等学校関係者 小川 博
滋賀県立八幡工業高等学校,情報電子科,ogawah@hachiman-th.ed.jp
(滋賀県近江八幡市西庄町5,TEL0748-37-7228,FAX37-1174)