平成14年6月25日
関係各位
AACU幹事
藤田和弘,小川博
Linux搭載新ザウルスリリースの候
日本のパソコン雑誌草分けとなったASCII誌,創刊四半世紀を迎えたようです. 記念号が平台に積まれている今日この頃ですが,皆さんいかがお過ごしでしょうか.
四半世紀ということは,5年前は20周年記念があったはずです. それなら,このAACU学習会の案内のネタに使っているのでは? と思って過去ログを調べてみました. そしたらやはり,ありましたね.平成9年第8,9回案内でした. AACU学習会も8年目に突入して,第28回案内となりました. 嬉しいですね.
四半世紀前,8ビットパソコンCPUで6809と凌ぎを競ったZ80, ファミリーをワンチップ化した64シリーズとして常に現役であったはずです. 幹事(O)にとって,Z80CPUは不滅,マイコン学習の基礎基本と受け止めてきました. 事実,書店のマイコン関係書籍といえばZ80でした. Z80をターゲットとするICE(In Circuit Emulator)も多々ありました.
ところがおかしいのです. 最近,書店でZ80というタイトルがさっぱり見当たらない. マイコン関係書籍もめっきり減っています. LEGO MindStormsのコントローラRCXに利用されている日立のH8関係が1,2冊. そしてPIC(Peripheral Interface Controller)関連が数冊程度. それも趣味の電子工作といった面持ちです. H8にしても,PICにしてもそれぞれにおもしろそうです. でも,初学者にとってZ80の動作タイミングチャートはわかり易かった. メモリやPIOのタイミングチャートも一緒に見れば,コンピュータの動作がはっき りつかめた.
コンピュータの学習には,情報処理技術者試験のCOMETが有名ですね (13年度からCOMETになったようですね). でも,COMETチップはありません. なんでも仮想体験,シミュレータの今日この頃ですから・・・・. でも,仮想は仮想,実体験の与えてくれる感動にはかなわないと思うのですが. コンピュータ学習の基礎基本はどこへいくのか.
さて,つぎのような内容で第28回学習会を開くこととなりました. つきましては,これまで参加された方はもとより, これまでに参加されていない方の参加もお待ち申し上げます.