平成13年11月11日
関係各位
AACU幹事
藤田和弘、小川博
MS Windows XP リリースの候
同時多発テロはあらゆる分野にわたって マイナスの陰を落としていることは周知のことです。 しかし、その影響が意外な結末を導いたものが現れました。 OSとアプリケーションの一体化について訴えられていたMicrosoftが、 州ごとに対応は違うものの一応の和解、ということになったようです。 いろいろな配慮があるとはいえ、今一つわからないところも感じます。
一方、アフガニスタンからの戦況報告などに関するTV中継には、 通信回線状況の悪い地域からのTV中継ということで、 ストリーム技術を感じますね。 衛星中継回線の確保も困難でしょうから、 従来の発想なら音声だけのリポートということになるのでしょう。 しかし、今回は明らかにMPEG4などで圧縮されたと思われるような画像が 放映されたりして、Inertnetの存在を強く感じさせられます。
さて、幹事(O)は11月3日にデュッセルドルフに駐在している卒業生F君と、 TV会議のテストをしました。 日本時間16:30、ヨーロッパ時間8:30に幹事(O)は受信準備をし待機、 F君からは56kbpsで発呼、という手順をメールで交換し、あとは本番。 国内でのTV会議テストであれば、不調であれば電話ですぐに確認できますが、 それができません。 心配しながら迎えたテストですが、結果は良好。 国内でのISPやバックボーンに恵まれていたようで、国内の通信と比べても 遅延、データ品質ともに遜色ありませんでした。 ライブカメラを操作して「現地の今」を見たときにも感動しましたが、 当然ながらそれをはるかにしのぐものです。 距離の壁を越えた映像と音声によるリアルタイムコミュニケーションで あるTV会議、これは使えますよ!!!!!
ところで、つぎのような内容で第26回学習会を開くこととなりました。 つきましては、これまで参加された方はもとより、 これまでに参加されていない方の参加もお待ち申し上げます。
記
第26回学習会
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